FiiO X7用のアンプモジュールAM2は控えめに言っても良い。最初から搭載した方が良い!

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FiiO X7 AM2

FiiO X7用のアンプモジュールAM2を聴く機会がありましたので、軽くレビューです。
結論としては、かなり良いと思います。
技適問題で、FiiO X7を返送された方にはこのAM2がプレゼントされますが、気に入るのではないでしょうか。


AM1は正直なところ低音が薄いと思います。
その弱い部分である低音が増幅され厚みが出ます。
ドラムのアタック感がとても心地よく感じます。
高音に関しては、さらにきれいに伸びるようになります。
どっしりとした低音に煌びやかな高音がとても良いです。
力強いです。
低音・高音が増幅されますが、ボーカルも埋もれること無くバランスがとても良く、全体的に濃くなった印象を受けます。
そのためか、うるさく感じる曲も少なからずあります。
個人的にはラブライブ!の32bit音源にはとても良く合うと思います。
透明感そのままに前に出てきて聴いていてとても心地よいです。
また、AM1ではあまり気づかなかった音が前に出てきてハッとすることもあります。


このAM2はFiiOのE12Aをベースに考えられていて「MUSES02」が搭載されていますので、E12Aの音に近いのでしょうか。
数回しか聴いたことが無いのでなんとも言えませんが、それが小型モジュールとしてX7には搭載できるのですから良いですね。


技適問題でケチが付いた製品となり、1ヶ月近く待たされてしまった方もこの音を聴けば喜ぶのではないでしょうか。
1ヶ月待って良かったと思えると思います。
何台くらいが返送されたのかはわかりませんが、AM2が$99くらいですので、太っ腹ですね。


個人的には、最初からAM1ではなくAM2を搭載して欲しかったなとは思います。
AM1よりもX7に合っていると思います。
もしくは、X7にAM2バンドルで安く提供するのも良いと思いますね。
今後、市場にFiiO X7が戻ってきたら、ぜひAM2も購入された方がより楽しめると思います。


FiiOが世界に発送したと言っていたので、そろそろ日本でもFiiO X7と共に取扱いがはじまるのではないでしょうか。