FiiO X3 2ndはリプレイゲインに対応してとてもいいぞ
FiiO X3 2ndが前回のファームウェアアップデート(Ver.1.44β)にてリプレイゲインに対応しました。
リプレイゲインは、タグに音量の情報を書き込むことで、対応機器で聴くと一定の音量で聴くことができます。
タグ情報に書き込んでいるだけですので音が変わってしまうことはありません。
どうしても、音楽ごとに音量がまちまちになってしまうので、ボリュームの上げ下げが発生してしまうのですが、リプレイゲインに対応しているとほぼ一定で聴くことができるので、聴いてて疲れません。
以前にiTunesのノーマライズを使った時にあまり意味がなかったので、この手の音量調整は無駄なのだと思っていましたが、リプレイゲインは別でした。
ちなみに、iTunesやiPhoneはリプレイゲインに対応していないので、リプレイゲインの設定もできませんし、他のソフトでタグ付けを行っても読み飛ばされるため、意味はありません。
リプレイゲインにタグ付けする場合は、foobar2000が簡単だと思います。
Macの方でも、Wineをインストールすれば使用可能です。
私自身もWine+foobar2000でリプレイゲインタグを付けています。
音楽管理はiTunes、ID3タグはMP3Tag、リプレイゲインタグはfoobar2000、そしてファイル転送はTransferとしています。
MP3Tagもfoobar2000もWine経由です。
CDの場合は、XLDで吸い出しとALAC変換、MP3TagでAmazonからデータを取得してタグ付け、iTunesに登録、foobar2000でリプレイゲインタグ付け、そして転送という流れです。
今回、1.44βにて転送速度も上がりましたので、快適になりました。
現在は、週の半分ずつくらいX7とX3 2ndを交互に使っています。
TransferのプレイリストだとMicroSDを入れ替えるだけで両方聴けるので良いです。
FiiO X7を購入してもまだまだX3 2ndは現役です。
個人的には、操作の快適性の面ではX3 2ndの方が慣れていることもあるのでしょうが優れていると思います。
FiiO X7も次のファームウェアアップでリプレイゲインに対応して欲しいです。
ついでにiPhoneからの操作もサポートしてくれると大変ありがたいです。
というわけで、X3 2nd(+Picollo)もいいぞ。
mojoでも聴いてみたいな。