久しぶりにサーバ移転をしました。移転先はさくらのVPS V4を選択しました!

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さくらVPS V4
 

さくらのVPSを使い始めて早6年となります。
さくらインターネットはVPSの前にもレンタルサーバで使っていましたので、概ね10年以上は利用させていただいています。
一番最初にVPSを使い始めたのは、2011年3月頃で、その後、V3になって移転をしたのが、2012年4月のようです。
最初のV1からV2までの期間が短かったので、最初に使ったのがV1なのかV2なのか定かでは無いですが、さくらのサポートに載っているバージョンの遷移を見ると恐らくV2だったと思われます。


V3に移転してから約5年が経ちました。
特に不満も無かったのですが、SSDに変更したかったのと、CentOS5.8のサポートが切れそうでしたので、そろそろ移転しようとは考えていました。
いつも移転先は悩むのですが、今回の候補はConoHaとさくらの2つでした。
ConoHaはスケールアップ、ダウンが簡単にできるので、融通が利くところはとても良いと思いました。
さくらのVPSもスケールアップはできるのですが、スケールダウンはできないので、基本的にはそのまま使うことになると思っています。
安定性の面では、ConoHaもネットの情報では良くなったとは書いてありましたが、実際に使わないと分からない部分もあり、その点さくらのVPSは今までに落ちたことはまったくありませんでしたので、さくらVPS優位と思っています。

 

そんな折、さくらVPSから6月にハード交換のために1日程度サーバ停止を行う連絡が来ていました。
また、初期費用最大5000円割引クーポンも来ました。
ConoHaは初期費用が無いのは良いのですが年間利用による割引はありません。
さくらVPSは初期費用は取りますが、年間利用申込みをすると1ヶ月分無料となります。
テンポラリー的に使うならConoHaなのですが、長い期間使う場合はさくらVPSの方が値段的には安くなると思います。
(GMOの株を持っている方はクーポンが使えるのでConoHaが断然安いです。)

 

結局悩んだ末、今回もやっぱり「さくらVPS」を使うことにしました。
決め手は年間利用で1ヶ月分無料と懸念していた初期費用が今回は無くなること、そして、安定性に定評があることです。
安定性に欠けるのは後々の運用が大変になりますのでとても大事です。
また、他にもう1台契約しているため内部ネットワークが組めるのも大きいです。
今までは、大阪と東京リージョンだったため、インターネット越しにやらないといけなかったのがローカルネットワークででき、管理部分へのアクセスをもう1台の方のローカルアクセスからのみに限定できるのはセキュリティ面で安心です。
また、Siteguard Liteが無料で使えることも決め手の一つになりました。

 

久しぶりのサーバ構築で、CentOS7へ戸惑いもありましたが、以前に構築した時よりもとても簡単になった印象です。
構築から細かなチューニングまで3日程度で完成しました。
その後、Siteguard Liteの使い方の理解とチューニングに多少の時間がかかりました。
最後まではまったのは、sublime Textからのsftp接続でした。
前回はftpだったので何の設定も必要無かったのですが、sftpでの接続に変更したことによって、どう設定してもうまく接続できなかったのですが、FileZilla用のパッケージをインストールしてFileZilla用の鍵とすることでうまく接続できるようになりました。
悩んでいる方は試してみてください。

 

4月後半頃より無事さくらのVPSのV4で動き出しました。
SSDでの速さはあまり感じませんが、Siteguard Liteのログを見てると結構攻撃を受けているので、WAFを入れられるなら入れた方が良いですね。
個人的にはsiteguard Liteが無料で使えるだけでも、さくらのVPSにした方が良いと思います。
mod_securityよりも楽だとは思います。
また、前回まで苦労していたログの確認もSplunkを入れたことでとても楽になりました。

 

思っていたよりも簡単に構築できたので、たまに新しいサーバ環境へ移るのは良いですね。
久しぶりの構築楽しかったです。