ベリリウム振動板を使った3000円を切るイヤホンがドスパラから登場!

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ベリリウム振動板の低価格イヤホン
 

ハイレゾ対応で3,000円を切る、ベリリウム振動板のイヤフォン。ドスパラから - AV Watch:

 

ドスパラは、ベリリウム振動板を搭載したイヤフォン「DN-914266」を12月12日より発売した。直販サイトの上海問屋限定販売で、直販価格は2,999円(税込)。再生周波数帯域は20Hz~40kHzで「ハイレゾ対応」を謳う。カラーはピンク、ブルー、グリーンの3色。

(Via av.watch.impress.co.jp)

 

低価格で良さそうなイヤホンがドスパラ(上海問屋)から登場です。
振動板にベリリウムを使っているのにもかかわらず低価格というのが売りのようです。
ベリリウムを使うことで、中高音域がきれいな音になるそうです。音伝導の効率が良いのが理由なのでしょうか。
ベリリウムを使っている他のイヤホンは、高級機のLyraもそうですね。
また、このイヤホンは40kHzまで出せますので、一応ハイレゾ対応と言うことのできるイヤホンです。
音を聴いていないのでイメージですが、女性ボーカルの伸びやかな声を表現できるイヤホンだと思います。
またかわいらしい形と色ですので、女性受けが良さそうなイヤホンですね。


ベリリウムを使って3,000円となると、もう少し安いのも出ていて、ユニットコムのNantena SELECTIONのIE002がそうです。
価格は、1,560円(税抜)で出ています。
超高域の伸びはいまいちらしいですが、中高域がきれいで良いという評判です。
また、1MoreのPiston Classic E1003もPiston2の復刻版ですので、こちらもベリリウム振動板ですね。
元々はXiaomiブランドですのでコスパは良いと思います。
価格は、2,760円(税抜)です。

 

今回のドスパライヤホンが特別ベリリウムを使っても安いというわけではなく、値段だけみたら他にも安いイヤホンはあります。
しかし、ドライバーユニットの大きさに違いがあったり素材に違いがあったりしますので、一概に比較できるようなものではありません。
一般的には大口径の方が音が良いとは言われていますが、違いは聴いてみないとわかりません。
結局のところ、音の善し悪しというよりかは好き嫌いですので、聴いてみて好きなのを選ぶのが一番です。

 

そして、5000円以下のイヤホンで人気の高いSHE9700系と同じ価格帯ですので、どちらに軍配があがるのかは気になるところです。
そんなに高いイヤホンでも無いので買って聞いてみたい気はしますが、個人的には1MoreのPiston2復刻モデルの方が気になるところです。

 

それにしても、ハイレゾ対応を謳うのは何ででしょうか。
昔から、ハイレゾ対応という言い方が微妙だなと思っています。
NW-A16が出た頃に、ハイレゾに興味を持ち始めましたが、ハイレゾ対応を謳うイヤホンで無いと聴くことができないと思っていました。
40kHzまで出せればハイレゾ対応と言うことができますが、別にハイレゾ対応ではなくても音は鳴りますし、20kHzを越える音は普通の人間の耳には聞こえないと言われています。
よって、ハイレゾ音源であっても、気に入ったイヤホンで聴けば良いわけです。
ハイレゾ対応を前面に出すので、対応品でないといけないとか、思ってしまうんですよね。
100円のイヤホンでも数十万するイヤホンでも、ハイレゾ音源を聴くことはできますし、40kHz出せることで音の善し悪しが決まるわけではありませんので、スペックでは無く、好きな音やデザインで気に入ったイヤホンを選択しましょう。