QNAPのNAS「TS-251D」で16GBのメモリが動くか試してみた!
先日QNAP「TS-251D」を購入しました。
「TS-251D」にはメモリの搭載量の違いで2GB版と4GB版があります。
メモリは後から載せることもできますので、2GB版を購入しました。
今までのNAS「TS-220」が512MBでしたので2GBでも十分かと思いました。
実際使っていると、起動した状態で800MBくらいを使っています。
ファイルコピーをすると、だいたい1GBくらいを消費しています。
それでも半分は残っていますので、問題は無いとは思います。
しかし、何もしない状態で残り半分と考えると、なんとなく心許ないです。
そこで(興味本位もあり)メモリを増強することにしました。
しかし、純正のメモリは高いです。
「TS-251D」での純正以外のメモリ動作については見つけられませんでした。
先代の「TS-251B」では非純正のメモリでも動作していたようです。
それならば「TS-251D」でも動くだろうと考えました。
そこで今回は、純正では無いものを試してみたいと思います。
もちろん純正ではありませんので、自己責任です。
「TS-251D」のメモリは「SO-DIMM DDR4-2400 (PC4-19200)」です。
今回は、比較的手頃なCFD販売のCrucial製のメモリ(8GB×2)を用意しました。
仕様上は「8GB」が最大値となっていましたが、今回はその上を認識できるかも併せて試してみます。
メモリの交換は、そんなに難しくはありません。
パソコンのメモリを増強したことがある方は問題ないと思います。
増強したことが無い方でも、大丈夫だとは思います。
手順は以下の通りです。
- 表のガワをスライドして外す
- HDDを外す
- 裏のネジ(上下2本)を外す。
- 後方に少しスライド、持ち上げてガワを外す
- 最初から付いているメモリをはずす(メモリの両端のレバーをずらすと起き上がる)
- メモリを斜めに刺し、倒してセット
- 逆の手順で組み立て
6番の作業は、少し狭いですが、落ち着いて実施しましょう。
(ウェブ上に外し方と付け方が載っているかと思い写真を撮りませんでしたが・・・ありませんでした。撮れば良かった。)
さて、早速どうなったかですが・・・
問題なく認識しました。
2GBでは心許なかったのですが、これで安心して何でもできます。
おそらく32GBでも認識する可能性は高いです。
ただし個人的には、データベースなどを使わなければ8GBでも十分過ぎると思います。
純正の4GB版というのは考えられた結果だと思います。
注意点
非純正を使うので、すべて自己責任です。
どんなメモリでも認識するわけではありません。
今後不具合が発生する可能性があるかもしれません。
このあたりを理解した上で、実施する場合は実施しましょう。
さらっと書いておきますが、DDR4-2666では起動しませんでした。
メモリの相性に依るものか、互換性が無いのかはわかりません。
増強する場合は、DDR4-2400を利用しましょう。