B&W PXを聴いてみましたが、P7やP9とは違う傾向!?

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B&W PX

かなり期待していた、Bowers&WillkinsのPXが昨日発売されましたので、早速試聴してみました。


側圧も強くなく、装着感に関しては良好です。
イヤーパッドもふわふわで気持ち良いです。
SONYのWH-1000XM2よりも100gほど重たいのですがさほど重さを感じることもありませんでした。


そしてペアリングに関してもすんなりと問題ありません。
ノイズキャンセリングの機能もSONYほどではありませんが、量販店の音もしっかり消えましたので、よほどの騒音で無ければ問題ないレベルだと思います。


ボタン操作もSONYのようなジェスチャーでは無いので迷うこともありません。


準備が整いましたので、早速聴いてみました。

「軽い・・・」

音がとても軽いです。そういった空間表現をしたかったのかわかりませんが、全体的に音が軽いです。
ボリュームをかなり上げれば多少良くなるものの、それでも軽いです。
P9のドライバ構成に近いというのを目にしていたので、かなり期待していたのですが、P7やP9とは傾向が違います。
P7やP9のような地にしっかりと足を付けたどっしりとした安定感が無いように感じました。
分かりづらい表現ですが「ふわふわ」している感じです。


家にはP7があり、P9を試聴した時にかなり魅了されましたが、このPXは残念ながら合いませんでした。
短時間しか聴いていませんので、聴きこむと変わるかもしれません。
また、Twitterを見ていると、聴く曲によっても相性がありそうですので、しばらくしたら再度聴いてみたいと思います。



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これで、現段階での最有力候補はSONY WH-1000XM2ですが、空間が若干狭いのと高域の伸びが気になるところす。
近い分、楽しく聴くことはできるので割り切りでしょうか。
高くて買えないでしょうが、P9 Wirelessが出て欲しいですね。
PXにはかなり期待していたのですが・・・残念。