FiiO X7 AM3のバランスとアンバランスをもう少し比べてみたけど最後にはAK70はいいぞ的な違う話になった

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FiiO X7

今までは、UE900s(バランス)とIE800(アンバランス)で聴いていましたが、せっかくなのでUE900sのケーブルを換えて聴いてみました。
結論としては、UE900sならバランスの方が良いですね。
バランスの方が、音の広がりから細部の細かい音までしっかりと聞こえます。
余韻がとても心地よいです。
苦手だと思っていた曲も同じイヤホンで比べてみると案外バランスの方が良いかもと思えました。
アンバランスの方が良いかもと思うのは、IE800の音が好きなので、そちらと比較するとアンバランスの方が良いかなと思ったのだと思います。


そして、このAM3モジュールは繊細さが向上するだけではなく力強さを残しています
バランスだと音が繊細になる分、力強さを失う場合があるのですが、AM3は失うこと無く音全体がクリアになります。
しかし、なんとなく繊細で緻密な音が力強さで少し消されている感じも受けます。
また、全体が力強いので、聴き疲れする気もします。
今まで、FiiOはバランスでのモデルが無かったと思いますので、これからなのかもしれませんが、AK380と比べると繊細さ、緻密さは明らかにAK380に軍配が上がります。
特にボーカルに関しては、AK380の方が良い(好き)ですね。
AK380はボーカル中心、AM3は周りの音中心な感じを受けます。
個人的には、AM3はもう少し抑えて欲しいと思います。
前回の感想通り、AK380は全体バランスを考えた音作り、AM3は最大限まで出し切る音作りだと思います。


バランスだけど、全体を楽しく聴くことができることはAM3の特徴だと思いますので、聴いて気に入ったら良いと思います。
これから(7月15日から)バンドル販売が始まるX7だとどれを買うか正直悩みますね。
AM3とのバンドルが来ればお勧めではあるのですが、夏場の発熱は結構なものですので、AM1を持っていた方が良いかもと思ったりもします。

個人的には、FiiO X7 AM3バンドル+AK70が良いとは思います(笑)


バランスはAKシリーズの方が個人的には良いとは思いますので無理にX7を買う必要も無いのですが、ネイティブで32bitを鳴らすことができますのでなかなか外せません。
32bitにこだわらないならAK70はバランスできる、小型、軽量、(多分)良い音となるのでこれからの購入候補になりますね。
どうしても32bitにこだわるなら、AK70にmojoなどを組み合わせるとポータブル要素が無くなるので、X7がスマートで良いと思います。
AK380やDP-X1など他にバランスできるのもありますが、筐体が大きいとか値段が高いとかありますので、X7はトータルバランスとしてはとても良いと考えています。
よって、32bitにこだわらないなら、ライトに良い音を持てるAK70は良いですね。
そして、32bitにこだわるなら、X7は良いですね。


まだAK70を実際に聴いていないので完全なおすすめはしませんが、大きさや値段を考えると、初めてのハイレゾ機としての購入や、「でかい、熱い、重い・・・」などもう少しライトなものが欲しい人には絶好の機種では無いかと思っています。


なんだか、バランスの比較をしていたはずがいつの間にかAK70はいいぞ的な内容になっていますね(笑)


Macをお使いの方限定にはなりますが、初めてのハイレゾ機で、ずっとiTunesで楽曲管理していたから今更変えたくないと言う人は、FiiO用はこちらの音楽転送&プレイリスト作成ソフト、AK用にはこちらの音楽転送&プレイリスト作成ソフトを使うと、iTunesのプレイリストをそのまま使えますよ。
あと、ファイルは24bitまではalac、32bitはaiffで管理しておくと良いと思いますよ。
どちらも、XLDで変換できますので、おすすめです。


いよいよ、バランスとアンバランスの話からかけ離れたので、ここら辺で止めておきます。


AK70はいいぞ。もちろんX7もいいぞ。AK380は言わずもがな。