FiiO X3 2ndに最終予定ファームウェア2.0が来たよ!カスタマイズは・・・

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FiiO X3 2nd

FiiO X3 2ndに新しいファームウェアであるバージョン2.0が登場しました。
基本的には、少し前に公開されたX5 2ndの内容を踏襲しています。

これが最後のファームウェアだそうです。
かなり完成されたファームウェアで安定していますので、十分だと思います。
当初と比べると、いろんな機能が追加されましたし、何よりホイールスクロールの改善がとても良かったですね。


詳細なアップデート内容は以下の通りです。
X5の名称が入っていたり怪しいですが・・・


X3 2nd firmware 2.0 of FiiO JP:

  1. ライブラリ・サーチ機能が追加されました。
  2. ショートカットボタン(左上のボタン)を長押しまたはフォルダブラウズ画面で使用可能となります。
  3. プレヴィアス/ネクストボタン(下の左右のボタン)で数字とアルファベットを変換します。
  4. 手動でメディアライブラリのデータベースをリセットできるオプションを搭載しました。(システム設定より)
  5. トラックを個別に削除できる機能を搭載しました。(再生中の曲を除く)
  6. 1曲再生後に停止するプレイモードのオプションを搭載しました。
  7. ライン出力の可変オプション機能を搭載しました。
  8. S/PDIF出力を従来のDoPに加えD2P(DSD to PCM)も選択できるようになりました。(システム設定より)
  9. 可聴帯域外フィルタ(Lawpass Filter)のカーブを選択できるようになりました。(従来のデフォルトはシャープカーブ)
    シャープカーブ - 20KHz以上の帯域をシャープに減衰させます。
    スムースカーブ - 20KHz以上の帯域をゆっくりと減衰させます。
  10. 「カテゴリ」に「最近再生した曲」の項目が追加されました。
  11. リプレイゲイン機能をサポートしました。ONにすると各曲の音量のばらつきをX5が自動的に検出し出来るだけ均質化します。
  12. UIの操作速度が向上しました。
  13. EQ設定を修正したことで、ONにした時の突然の音量の増減を無くしました。
  14. その他様々なバグや不具合を修正しました。

(Via www.oyaide.com/fiio/)


普通にアップデートする場合は全く問題ないです。
Lawpass Filterを変更すると雰囲気が変わって面白いです。


さて、ファームウェアの中身を弄る場合ですが、今回前回バージョンの1.6をスルーしましたので、1.44betaからのアップデートです。
1.44betaのフォルダをそのまま2.0に上書きしても動くかもしれませんが、ファイルに変更が結構ありますので、フォルダごとに中身を見た方が良いです。


1.44betaと2.0で違いがあったフォルダは以下の通りです。

  • category
  • explorer
  • list
  • m3u
  • playing

特に、playing/long_menu_bg.pngのファイルがアイコンが増えたことにより長くなっています。
上書きしない方が良いです。


色を設定しているconfig.iniに変更はありませんので上書きで大丈夫です。


一部アイコンが増えているので、色合いを変えている方は、増えた分のアイコンを新たに作り直す必要がございます。


logo.bmpやfontやboot_animationなどはそのまま上書きで大丈夫です。


よほど変なことをしなければ、文鎮化することもなく、真っ白画面になるだけですので、気楽に落ち着いてやりましょう。
以前、ブルーバックに数字の羅列表示になった時は焦りましたけど、電源長押しで電源切って、ファームウェアを再度焼いたら平気でしたので、焦らずやりましょう。


これで特別な事情が無い限りはファームウェアは出ないのですね・・・。
ちょっと寂しいですね。


久しぶりにX3 2nd+Picolloを聴きましたが良かったです。夏場はアンプ無しで手軽に持ち運ぶのが良いですね。
バッテリーは長持ちするし、起動も速いし、手軽な大きさだし、良いDAPだと思います。