FiiO X7のファーストインプレッション。X7はいいぞ!
ここ数日FiiO X7の単体で聴いています。
本日は久しぶりにX3 2nd+Picolloにしています。
購入前は、FiiO X3 2nd+Picolloで十分だったのですが、しっかり聞き比べしてみると感じ方に違いが出るものです。
まだ20時間くらいですので、もう少し音も変わると思いますが、現時点での感想を書きたいと思います。
音について
高音の煌びやかさ、透明感が増して心地よいです。低音はさほど変わりませんが音に厚みがあるように感じます。
中音、ボーカルは、艶があるように感じますし埋もれること無く分離しています。
全体的に音の厚みが増しているように感じます。
X3+Picolloの音が薄く感じます。
試しに、X7+Picolloで繋いでみたら、良い感じに低音が増幅されて良かったです。
単体で十分だと思っていましたが、繋ぐとさらに良くなります。
FiiOのLineoutは評判が良いのですが、X7でも良さは継承されていると思います。
今回のFiiO X7は、フラットというより元気な感じを受けるので、今までのFiiOとは傾向が違うと思います。
端末について
若干の重さはありますが横幅も狭く持ちやすいです。
最初から装着されていたクリアケースは、横がぺこぺこするので無くても良いかなという感じです。
UIについては迷うことも無くタッチパネルの反応も良いので快適ではありますが、改善して欲しい点が何点かあります。
何でも曲一覧に戻るので、元々いた場所に戻って欲しい。
聴いていた曲は覚えているのですが、アルバムなのかプレイリストから聴いていたことまでは記憶していないようで、電源を切った後は、曲一覧からその聴いていた曲の再生しているように思います。
元々の場所まで覚えていて欲しいなと思います。
追記
気のせいでした。画面は曲一覧ですがプレイリストにいたらプレイリストから再生開始していました。
電源を入れる時は電源ボタン長押しですが、すぐに電源が入らずもう一度長押ししたら入るため個体差かと思いました。
しかし、Twitterで電源長押し後、2,3秒待つと起動画面が出てくることを教えてもらい、起動画面が出るまでに時間がかかる仕様のようです。
ボタンの調子が悪いのかと思いました。
バッテリーは概ね8時間程度で充電が必要かなと思います。
また電源オンのままだと減るので切るようにしています。
X3 2ndと比べると短い感じです。
あとは、「μ」が「M」で表示されるのも気になりました。
また、曲一覧の並びが、日本語と英語入り交じって表示されるので探すのが大変かもしれません。
音読み(中国語読み)でアルファベットの合う場所へ表示されるので戸惑います。
検索も最初は一文字しか認識せず、削除して再度入れると複数文字で検索できる仕様がいまいちなので、改善して欲しいですね。
プレイリストについて
後は、外部で作ったm3uもプレイリスト内に表示して欲しいなと思います。従来のFiiOもファイルから選ぶようになっていたので違和感は無いのですが、アルバムや曲一覧ではジャケ写も表示されるようになったので、プレイリストの中に表示して欲しいです。
Androidなので、FiiO X7内でプレイリストを作ってみて、バイナリエディタで中身を見てみたのですが、java.ioほにゃほにゃというのまで書かれていたので、単純なプレイリストではなくクラスを作っているようでした。
それなら、ライブラリ更新の時にパスからそのファイルを作れば良いのでできそうなんですけどね。
プレイリストといえば、前回も書きましたが、外部のm3uファイルを選択すると曲名のみを表示してくれるのですが、indxOfで「.」位置を取得しているのをlastIndexOfで取るように変更して欲しいです。
曲の間に「.」があるとそこで曲名が切れます。
満足度について
現在のところ、個人的には満足しています。値段が高いこともあり、そして、最初に聴いた時に低音が強すぎるイメージを受けたのもあって躊躇しましたが、買って良かったです。
お勧めできるかというと・・・聴いて納得できればという感じです。
10万円の価値があるかと考えると・・・正直わかりません!
DP-X1と同じ価格帯ならお勧めできるんですけどね。
今後について
FiiOは少しずつ改善されていくので、これからUI含めさらに良くなっていくでしょうから今後が楽しみです。また、バランスモジュールも出てきますので、どんな変化が待っているか更なる楽しみがあるのは良いですね。