M1 Mac miniのディスプレイをCalDigit TS3 Plus経由のType-C接続にしたら不安定になった・・・のを解消した件!
M1 Mac miniをデュアルディスプレイで使っています。
今までは、DisplayPort(CalDigit TS3 Plus経由)とHDMI(本体からの直)で使用していました。
この接続方法でもまったく問題は無かったのですが、Type-Cで接続すると、ディスプレイに付属しているUSB-Aのポートが利用できるようになるため、接続方法を変更してみました。
詳細な接続は以下の通りです。
従来の接続方法
Mac mini
- HDMIポートでディスプレイ
- Thunderbolt(Type-C)でCalDigit TS3 Plus
- Thunderbolt(Type-C)で外付けSSD
CalDigit TS3 Plus
- DisplayPortでディスプレイ
- Thunderbolt(Type-C)は空き
この状態から次のように接続を変更しました。
新しい接続方法
Mac mini
- HDMIポートでディスプレイ
- Thunderbolt(Type-C)でCalDigit TS3 Plus
- Thunderbolt(Type-C)で外付けSSD
Mac miniの接続はそのままです。
CalDigit TS3 Plus
- DisplayPortを空き
- Thunderbolt(Type-C)でディスプレイ
CalDigit TS3 PlusのDisplayPortをType-Cに変更しただけです。
不具合発生
このように変更したところ・・・スリープからの復帰がうまくいかなくなりました。
勝手にOSが再起動することもありました。
CalDigit TS3 Plusに接続しているスピーカーやオーディオインターフェースも不安定になっていました・・・
ディスプレイ側のケーブルを抜き差しすると復帰することもありましたが、どうもうまく信号のやり取りができていないようです。
DisplayPortに戻せば良いのですが・・・USB-Aが使えないのはもったいないので、解決策を探します。
いろいろと試したところ、次のように接続することで解決しました。
不具合を解消する接続方法
Mac mini
- HDMIポートでディスプレイ
- Thunderbolt(Type-C)でCalDigit TS3 Plus
- Thunderbolt(Type-C)でディスプレイ
CalDigit TS3 Plus
- DisplayPortを空き
- Thunderbolt(Type-C)で外付けSSD
ディスプレイ関係は、Mac Mini本体の接続とすることで不具合は解消しました。
当初は、外付けSSDを見失うとイヤだなと思い、本体に外付けSSDを接続していました。
この接続方法のまま一晩経ち、CalDigit TS3 Plusの電源が切れている状態から、OSのスリープを復帰しても見失うことはありませんでした。
運用上問題無いので、この状態のまま様子を見ることにします。
M1 Macは出たばかりですので、CalDigit TS3 Plusのファームアップで直ると良いなと思っています。
懸念点も問題なかったので、このままでも良いといえば良いのですが・・・
ディスプレイ関係だと、M1 MacのHDMIだと「3008×1692」の解像度が選択できないのをなんとかして欲しいです。
メインは「3008×1692」、サブは「2560×1440」になっているので結構気になります。
以下の不具合修正と共に、HDMIでも「3008×1692」が選択できるようになると良いなと思っています。
追記
Display Menuを使うとHDMIでも「3008×1692」を出せるようになるのでおすすめです。
M1 Macは総じて使いやすく、今のところ大きな不具合は無いのですが、細かい所では出てきますね。
当初は、QNAP NASへのTimeMachineでのバックアップができませんでした。
これは、先日QNAPのファームアップがあり、それ以降はできるようになりました。
今後、OSのアップデートや機器のファームアップでどんどん良い方向へと向かうことを期待しています。