Macで第4世代向けAKシリーズへファイル転送&プレイリスト作成することのできるアプリ「AK Transfer4」をリリースしました!(ただしプレイリストは・・・未対応)

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AK380×Mac

MacでMTPを利用する第4世代向けAKシリーズ用デバイスへファイル転送&プレイリスト作成するためのアプリ「AK Transfer4」をリリースしました。
ただし、本体プレイリストメニューの中に表示させるにはWindowsが必要です。


従来のAK Transferは第3世代のAKシリーズで動作確認をしていました。
第4世代(SE100、SP1000等)も従来のアプリで転送は可能です。
ただし、外部プレイリスト(m3u)が、内部ストレージのPlaylistsディレクトリ以外では認識しなくなってしまいましたので、本体のプレイリストメニューを開いても何も入っていない状態となります。
しかしこの状態でも、AK ConnectなどのDLNAソフトでは問題無く利用できます。
あくまで、本体のプレイリストに何も入っていない状態なだけです。



そこで今回、内部のPlaylistsディレクトリに持っていっても動作するような外部プレイリストファイルを作成できるようにしました。
具体的な対応方法としては、相対パスで記載していましたのを絶対パスへと書き換えるように変更しました。
これで、SDカードの中に音源ファイルがあり、プレイリストファイルが内部ストレージにあっても動作させることが可能となります。



しかし、ここでも問題が発生しました。
Macではプログラム内での様々な手段や手動でのコピーを実施しても「内部ストレージ/Playlists」のファイルは0バイト(空ファイル)となってしまいます。
考え得る様々な方法を試してみましたが、ダメでした。

現段階で唯一認識させる方法は、Windowsで外部プレイリストファイルをコピーすることです。
それも本体を繋いだ状態で、内部ストレージまたはSDカードから「内部ストレージ/Playlists」の中へコピーすることです。


まとめると、現段階で本体のプレイリストへ表示させる方法は、以下の通りです。


  1. AK Transfer4でファイル転送する。
  2. SDCardまたは内部ストレージの中の「Music」の中へm3uファイルが作成される
  3. 2.でできたファイルをWindowsで「内部ストレージ/Playlists」へコピーする

こうすれば本体のプレイリストに認識させることができます。
ちなみに3の時に、内部でm3u→pla(iriver iQuickList File)形式へ変換されるため時間がかかります。


これ以外でできる方法が見つかりませんでした。
そこで、AKTransfer4ではプレイリストの転送時は以下の処理となります。


  1. SDCardまたは内部ストレージの中の「Music」の中へ曲を転送
  2. SDCardまたは内部ストレージの中の「Music」の中へm3uファイルを作成
  3. 2.でできたファイルを「内部ストレージ/Playlists」へコピー(空ファイルとなる・・・)

AK Connect等で利用する場合は、2.のプレイリストを使ってください。
(AK Connect等のみで利用される場合、3.の空ファイルも空で表示されてしまうので削除した方が見やすいです。)
本体のプレイリストを使いたい場合は、2.のファイルを3.のファイルへWindowsで上書きしてください。

AK Connect等のDLNAのみで使う場合は、従来のAK Transferを使った方が使い勝手は良いかもしれません。



なお、Dapperという有名なソフトの制作者が、この仕様についてメーカーとやりとりをしていて、その中でメーカー側も対応するような感じで話が進んでいたので、そのうち変わるのではないかと思っています。


それまでは仕方が無いですが我慢ですね。



ダウンロード
従来のAK Transferはこちら
新しいAK Transfer4はこちら



ファイル名が違うので混在も可能です。
私は、AK70と380はAK Transfer、第4世代はAK Transfer4を使うようにしています。

AK TransferもAK Transfer4も初期インストール時に必要なものは同じです。
こちらをお読みの上お使いください。