「Audioengine A2+ Wireless」を使っているとチリチリとノイズが乗る時があるので対策してみた話
Mac Miniのスピーカーとして「Audioengine A2+ Wireless」を使用しています。
使い勝手、音質ともに良いのでとても重宝しています。
使い勝手に関しては以下のページに記載しております。
間単に言えば、3.5mmやUSB、RCAと接続することができるので、私の環境にはとても合っています。
しかし、当初から気になっていたことが一点だけありました。
いつもではないのですが、ときどき「チリチリ」とノイズが乗ることがあります。
多くはトラックボール「MX ERGO」を動かしたとき、特にホイールを回したときに発生していました。
「MX ERGO」を使わないという選択肢は無いので、どうしようも無いかなと諦めていました。
最近、ちょっと気づいたことがありました。
普段はAudioengine A2+ Wirelessをメインで使っているのですが、RCAでオーディオインターフェースのevo4を接続しています。
evo4経由だとOSのボリューム制御が効かないので普段は使わないのですが、音は綺麗なので使ってみることにしました。
そうすると・・・ノイズが乗らないように感じます。
そうなると、ノイズの発生源はスピーカーとMac Miniを接続している「USBケーブル」の可能性が出てきました。
パソコン周りの環境としては、ケーブルはできる限り「CalDigit TS3 Plus」のドックへまとめています。
そこが悪いのかと思い、Mac Miniへ直接接続してみました。
その結果、
変わりません・・・
変わらないのであれば、ドックの方に接続を戻します。
ここで思い出しました。
「フェライトコア」
以前マイクのノイズが発生する問題で購入したものがたくさん余っています。
早速、ドックに近いところに1つ使ってみました。
その結果、
変わりません・・・
諦めようかと思いましたが、スピーカーに近いところにもう1つ使ってみました。
その結果、
変わりません・・・
以前、複数付けるとさらに良くなったというのを読んだ気がしたので、ドックに近いところにもう1つ使ってみました。
その結果、
ノイズが乗らなくなりました!
フェライトコアを合計3つ付けたら、明らかにノイズが乗らなくなりました。
一つのケーブルに3つも付けることが普通なのかはわかりませんが、明らかに減ったので良しとします。
もう少し運用してみますが、数日使ってノイズに気づかないので、多分改善していると思います。
USBケーブルってノイズが結構乗るんですね。
ノイズ等が気になっている方は、値段も安いので試してみてください。
追記
evo4にも時折ノイズが乗るのかインジケーターが動くのでevo4のUSBケーブルにもフェライトコアを付けました。
こちらのケーブルは細いのでループさせて2回通しました。
良い感じ。
ちなみに、フェライトコアはφが7mmのものを使いました。
7mmが比較的万能だと思います。
さらに追記(2021/10/01)
フェライトコアでだいぶ低減はされたのですが、それでも時々ノイズが乗るので、USBケーブルを変更しました。
さらにノイズが減ったように感じるのでケーブル自体を変えるのが一番良いのかもしれません。