iMac 2011のSSDとメモリを交換して増強!まだまだ戦える!
家で使っているiMacは2011年モデルです。
新しいOSも載らなくなってしまったので、そろそろ交換時期ではあるのですが、値段もなかなか高いので伸ばし伸ばしにしてきました。
ここまで、なんとかだましだまし使ってきたのですが、ここ数日の間にやたらとスローダウンしたり、カクカクして止まりそうになったりとしていました。
さすがに交換しようかなと思ったのですが、iMac 2020がもう少しで発表になると思いますので、できる限り延命しようと思いました。
スローダウンの原因は、アクティビティモニターで見ても数GBのスワップを使っていたりするので、メモリ不足だと思われました。
そこで、まずはメモリを増強することを決めました。
このiMacは、2GB×2枚の4GBでの最小構成で購入しました。
そしてすぐに、4GB*4枚の16GBへと載せ替えました。
この状態で数年過ごしていたのですが、4GBの1枚が調子悪くなり、Memtestでもエラーを出したので、4GB×2枚を取り外し、当初の2GB×2枚へと交換しました。
これで、16GBから12GBへと減りました。
それでも、特に問題もなかったのでそのまま動かしていました。
しかし今回重たくなってしまったので、2GB×2枚を8GB×2枚へと交換することにしました。
これで、12GBから24GBへと増強されました。
今回購入したメモリは、シリコンパワー製です。
運良くAmazon アウトレットで出ていましたので、少し安く購入することができました。
これだけでも良かったのですが、SSDの容量も足りなくなってきていた(使用率90%)のが気になっていました。
このiMacは、256GB SSD+2TB HDDの構成で購入しました。
何気なくAmorphousDiskMarkでベンチマークを測ってみたら、以下のような結果になりました。
SSDの方が、SEQ128KのReadが120MB/s。
HDDの方が、SEQ128KのReadが122MB/s。
SSDの方が遅くなっています...
というわけで、SSDも交換しようと思いました。
ネットで調べてみると、ほとんどの記事が、SSDを後付けしているものとなっていました。
CTOでSSDモデルとした場合、SSDを簡単に交換できるのか、どの位置に設置されているのかの情報をはっきりとは見つけることができませんでした。
しかし、読んだ記事をまとめると、おそらくDVDドライブの下にありそうという結論になりました。
それならば、そこまでばらすこと無く交換ができるので、思い切ってSSDも購入しました。
今回のSSDはCrucialのMX500 500GBです。
いろいろな記事で、この機種に交換されていましたので動作に問題は無いことはわかっていますので安心です。
容量を500GBにするか1TBにするかは最後まで悩みました。
ただ、そこまで遠くない未来にiMacをリプレイスするでしょうから500GBでいくことにしました。
部品が到着し、iMacを開けてみたところ、SSDは想定通りDVDドライブの下にありました。
ケーブルも既に来ているし、この場所なら簡単に外せるので、交換は容易にできました。
SSDは想定通り、DVDドライブの後ろについてた。
— UG (@rocomotion) April 5, 2020
ネットの情報だと、HDDの換装やSSD後付けばかりだからCTOで最初からSSDがついてるモデルの場合、どこに格納されているかが分からなかった。 pic.twitter.com/cQuQhhqHAe
交換後は、Time Machineから復元し元通りです。
復元には約3時間ほどかかりました。
交換後の体感としては、多少キビキビしているのは感じます。
劇的に速くなったとは思いませんが、比較的余裕があるようには感じられます。
AmorphousDiskMarkの結果は以下の通り4.5倍ほど向上しました。
SEQ128KのReadが560MB/s
SATA2からSATA3へ変更となったのも大きいですが、純正の東芝製のSSDが遅く、さらに経年劣化したことにより速度低下をしていたのでしょう。
現在はスローダウンすることなく快適に動いています。
動作のキビキビさはメモリというよりもSSDの方が大きかったのかなとも思います。
以前にビデオボードも交換してもらっていますし、これでリプレイスまでは問題ないでしょう。
今後、IntelからApple独自のCPUに変わり、Windowsが動かなくなることが確定したらintel CPUのiMacを購入しようと思っています。