少し時間があったので、イヤホンを試聴してきました。AKG N40いいぞ!

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昨日少し時間ができたので、気になっていたイヤホンを聴いてきました。
今回聴いたのは、以下の3個です。

  • AKG N40
  • JH Audio Trifi
  • ETYMOTIC RESEARCH ER4XR


簡単ではありますが、レビューをしてみたいと思います。
今回の環境は、FiiO X7+AM3です。


AKG N40

まずは、AKG N40です。
AKG初のMMCXのタイプです。
そして、フィルターにより音質を変更することができるイヤホンとなっております。
今回試聴したものにどのフィルターがついていたかはわかりませんでしたが、高中低域全てにおいて綺麗になり、とても優等生な感じでした。
それが悪いのでは無く、AKGらしく綺麗な音色なので、ずっと聴いていられる安心感があります。
特徴があまりないので、面白みという点では劣ると感じるかもしれません。
K3003の後継といわれていましたが、K3003までのきれいに伸びる高音が目立つこともなく、全域バランス良く鳴る感じでした。
N40を一つ持っていれば困ることは無いと思います。
どのような音楽にも合うことでしょう。

 

 

JH Audio Trifi

次に、Trifiです。
日本限定1000個のイヤホンです。
本日発売ということですでに予約はいっぱいのようです。
平日にもかかわらず試聴される方が次から次へと現れるので、注目のイヤホンに違いは無さそうです。
名器と言われたUltimate EarsのTriple.Fi 10(10pro)から10周年記念のモデルとのことです。
私自身は10proを持っていませんのでわかりませんが、手放すことの出来ない別格なイヤホンのようですね。
さて、試聴してみたところ、元気な音で、バランス良く全域鳴る感じを受けましたが、音場はやや狭めでしょうか。
窮屈な感じを受けました。
もう少し、音場が広いとずっと聴いていたいなと感じると思いましたが、そこまででは無かったです。
もう少し長い時間聴いていられたら感想も少し変わるかなと思いますが、個人的には欲しいとは思いませんでした。

 


ETYMOTIC RESEARCH ER4XR

そして、ETYMOTIC RESEARCH ER4XRです。
前回のポタ研でお目見えしたイヤホンです。
評判の高かった「ER-4シリーズ」の最新版です。
よりリファレンスに近い、ER-4SRと低域を足したER-4XRです。
ER-4SRも聴いてみたのですが、ER-4XRを先に聴いてしまったせいか物足りなく感じてしまいました。
ER-4シリーズはフランジのイヤピースとなっています。
初めてフランジタイプのイヤピースを試しましたが良い感じにはまりますね。
さて、ER-4XRですが、低音強化モデルとなっていますが、このおかげで聴く曲によって、とても気持ち良く聴くことができます。
低域強化モデルとなっているので、多少低域が強めに感じるかもしれませんが、ER-4SRだと物足りないので、これで丁度良いかもしれません。
ER-4SRとER-4XRはオールラウンド型ではなく、聴く曲によって合う、合わないが出てくるかなと思いました。



今回のまとめ

結論から言うと、この中で気に入ったのはN40です。
万能型なので感想は少ないのですが、AKGの緻密な上品さが良く出ていると思います。
どんな曲にでも合いますし、比較的買いやすい価格でもあるので、お勧めできる機種だと思います。
多少装着しづらい感じは受けましたが、そこは慣れでしょうね。
Trifiは、10proが大好きな方は飛びつくのかなと思いますが、がっかりされるのか、喜ぶのか両極端になりそうですね。
ER-4XRは装着感が好きでした。
私は左耳に合うイヤピースが無いので、このフランジタイプは合ったので感動しました。
IE800につかないかな・・・と思いました。
そんな感じで今回のお勧めはN40。
Pinnacle P1とどっちが良いかというと・・・正直悩む。
他のイヤホンを持たずに1個だけならN40、万能型を持っているなら、Pinnacle P1かな。